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野球ってすげえな

  • 陽平 丸山
  • 2023年4月7日
  • 読了時間: 3分

更新日:2023年4月10日

WBC日本代表が、14年振りに世界一を奪還した。

14年前の2009年、日本代表が優勝した頃、

私は、東京での半年間の研修が予定されていため、国税局から税務署に転勤していた。

ちょうど、確定申告期限が過ぎたばかりで、大量の申告書の審査に追われていた。

あの頃は、ワンセグテレビ付きの携帯電話があり、携帯電話で地上波のテレビを見ることができた。どうしても試合経過が気になり、仕事の合間を縫って、状況を確認していた。 イチロー選手が極度の不振に見舞われたが、劇的な勝ち越しタイムリーヒットを打った時は、思わず職場であることを忘れて騒いでしまったのを思い出す。


2009年当時でも、メジャーリーグで活躍する日本人選手はいたが、やはりパワー不足に感じられた。

私はシカゴとニューヨークでメジャーリーグの試合を観たことがあり、シカゴでは、元ホークスの井口選手が出場していた。

彼は、日本では長距離バッターであり、ヒットで走者を一掃する役割として活躍していたのだが、メジャーリーグでは2番打者として起用され、とにかく出塁し、長距離ヒットを待つ役目を担っていたのだ。

それが今やどうだ。

投げては、大谷選手や佐々木選手が、球速160㎞を超え、メジャーリーグのMVP級の選手が空振りする。圧倒的に日本人投手の方が球が速い。

打っては、大谷選手がメジャーリーグでホームラン王争いをするまでになった。 (大谷選手を札幌ドームで初めて見た時は、代打で登場し凡退したが、大阪ドームでの鷹の祭典時では、2階席への特大ホームランを打たれた。)


さて、WBC。特に優勝決定戦は、見ごたえがあった。

大谷投手と3度のMVP男トラウト選手の対決シーンは、漫画「MAJOR」の主人公茂野吾郎が宿敵ギブソンジュニアとの対決を彷彿とさせた。

(茂野吾郎は当初右投げであったが肘を壊し、野球ができない身体になったが、左投げを練習しメジャーリーグまで上り詰めたストーリーである。)

トラウト選手を空振り三振にした球は、打者の手前でインコースからアウトコースに大きくスライドする、まさしくスライダーであった。しびれた。

今回のWBCの優勝で、栗山監督の言葉「野球ってすげえなぁ」のとおり、改めて野球っていいなあと認識し、家族と仲間と、SNSでも、野球の話で盛り上がり、まだまだ日本人は野球が好きなんだなと思った。


私は、小学生のころ地域の軟式野球チームに所属していたが、中学校では坊主頭が嫌でサッカー部に所属した。それでも、ずっと大の南海ホークスファン(後日ブログ掲載予定)であり、もっぱら観るだけだが、やっぱり野球が好きだ。

いろんな試合、いろんな選手、いろんな大会を観てきたが、常識外かつ規格外である大谷選手の活躍をリアルタイムで応援することができ、また、たくさんの人たちと野球の素晴らしさを共有できる時代に生きていることに感謝したいと思う。 ( ↓ ホークス戦を観戦した際の写真。左が私。右は弟。)


 
 
 

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